ことことと、日々を煮込むように。
12月4日満月、寧月のことこと書日記第24回をお届けします。
11月。私の周りはせわしく、
良いこともたくさんありましたが、凹むこともありました。
一生懸命やっているつもりでも、心のどこかに甘えが潜んだり、
一生懸命さによって冷静さを失ってしまうときもあったり。
ずーん。今日はなんだか動けない…
とか思って、パソコンをぼーっと眺めていたとき、
ふと目に入ってきた言葉。
「人付き合いは腹六分目」by美輪明宏。
さすが、としか言いようがない。
すごく、力強くて、すべてを受け入れてくれる言葉。
美輪さんがどんな文脈でこの言葉をおっしゃったのかわからないのですが、
それでも、
相手の気持ちを考えようとか、
自分の気持ちをわかってもらいたいとか、
そんな一生懸命さが苦しさを生んでしまう人間関係において、
「どうせ人間同士はわかりあえて60%」と、バッサリ切り捨ててくれたこの言葉は、
私に「まーいっか」と深呼吸する余裕を与えてくれました。
人間関係は完璧を求めないことですね。
傷つけてしまうこともあれば、傷つくこともある。
それでいいのです。
ありがとう、美輪さん。
