もうすぐ夏休みがやってきます!
書塾花紅では、昨年二人の小学生が百字文の漢字百字を書き上げるという自由研究に取り組んでくれました。半紙1枚4文字、25枚の大作となりました。
表紙・裏表紙をきれいな和紙でつけて和綴じをした作品は見栄えも良く、日本の文化を感じることができてとても良い研究になったと思います。
本人たちの達成感はかなりのもので、二人とも「自由研究で百字文やってよかった!」と言ってくれて私はうれしかった。その後さらに、二人が書道を好きになってくれたことも、私にとってはとてもうれしいことでした。ですが、学校に提出した感想を聞くと「人気は今ひとつだった」「難しすぎて先生もわかってくれない」と。小学生にしては渋すぎる内容だったかもしれません笑。でも、そう語る二人の笑顔がうれしそうだから、なんだか私はそれでいい笑。
書塾花紅ではたくさんの子どもたちが百字文に取り組んでくれており、小学生が古典の臨書に入る前の教材として、とても良いと感じています。書塾は地域で行なっている小さな書塾ですが、百字文を書きたいと連絡をくださる方もいらっしゃり、そのような方々には書塾の教材のPDFファイルを無料で提供させていただいております。
小学生向けの楷書で書いた「子ども百字文」も良いですが、好きな文字を選んで、楷・行・草・隷・篆の五体に取り組んでみるのもとても面白い研究になると思います。
言葉の意味を感じながら、文字の世界は深い!面白い!そう思ってもらえたらとても嬉しいです。
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