またしても前回から時間があいてしまいましたが、寧月による書塾生レポート第二弾です!
今回は、現在中学2年生のNさん。小学4年生の時に入塾して5年目となります。中学校に入ってからは日程が合わず、ほとんど書塾には来られなくなってしまったNさんですが、中学校ではなんと書道部に入部してくれて、今でも書塾の作品展やイベントには参加してくれるとても頼もしいメンバーです。
Nさんの印象は「とにかくセンスがいい!」。小学4年生の時には当時行っていたアートワーク(今は、なかなかできなくなってしまいました…)でも、ずば抜けたセンスを見せてくれていました。
そのセンスは書道作品の制作にも現れ、5年生の時に書いてくれたこの作品では「余白の美」「配置の美」を直感的に理解、再現して、周囲を感嘆させていました。
いつも書きたいものがたくさん溢れてくるNさん。山登りも大好きで、「富士山登頂」や「谷川岳登頂」を書いていたのも印象的ですが、6年生の時の作品展ではまさかの「キノコ」!!私としては上達した書道スキルを披露してもらいたい思いもありましたが、丁寧に仕上げたこの可愛らしい作品もNさんだからこそ書けるもの。キノコが生きているようですね。
Nさんが、「書道部に入ったの!」と報告してくれたとき、私は本当に嬉しくて大喜びしてしまいました。書道部では九成宮醴泉銘の臨書を始めたとのこと、素晴らしい!作品展のために送ってくれた作品も九成宮醴泉銘らしい線質をきちんと身につけてくれていてとても感動しました。
百字文リレーでも、独自の感性で水彩絵の具と重ね合わせた素敵な作品を書いてくれたNさん。これからも書道部で切磋琢磨しながら、書塾の子どもたちを引っ張っていってくれたらうれしいです。
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