根津美術館へ向かう途中、思いたってクレヨンハウス。

昨日の私の話です。

初夏らしいぽかぽかした午前中、
いつもお世話になっている渋谷の掛軸屋さんで打ち合わせのあと、
根津美術館で開催中の「燕子花図と藤花図」を見るべく、表参道散歩に繰り出しました。

もともと散歩大好きな私ですが、
子どもを産んでからはなかなか「独りでお散歩♪」というわけにはいかず、
とってもウキウキした気分で明治通りを曲がり、新緑の美しい表参道へ。

omotesando

道ゆく人が何ともオシャレで、あちこちにカメラが回っていたり、
いつも地元でのんびりとしてばかりの私は田舎者のようになんだかそわそわ・・・。
お店に入ってゆっくり洋服や雑貨を見たいなぁと思ったりもするけれど、
「いや、今日の目的は根津美術館だ!」と心を正し、てくてくと歩みを進めました。

そして、さてそろそろ表参道の駅に到着だ〜というところで、思い出してしまった!
「そうだ、ここは大好きなクレヨンハウスじゃないか!!!」

学生の頃から絵本が大好きで、図書館で読み聞かせをさせてもらっていたこともあり、
ここ、クレヨンハウスは昔よく通っていた場所なのです。
娘が生まれてから一度きたものの、なかなか来れずに遠のいてしまったクレヨンハウス・・・
そのクレヨンハウスが、今すぐそこに!
と思うと、やはり我慢はできず、寄り道を決意して小道を曲がりました。

crayon

ちょうど、娘から夜のおはなしの時間に、
「『うちゅうはいったい』っていうお話して!」と言われ、
しかし、母の宇宙の知識が乏しいためにお話に発展性がなく3日目から困っていたので、
宇宙についての絵本がほしいと思っていたところでした。

あれこれ目移りして欲しくなるけれど、結局、「宇宙探検えほん」と
小さい頃から大好きだった「ふたりはともだち」の英語版を衝動買いして、
それ以上は我慢して、久々のクレヨンハウスを後にしました。

「あ〜なんて充実した一日だろう!」
とうれしさを胸に、本来の目的を思い出して、根津美術館へと歩みを進めた私なのです。

「ああ〜〜〜なぁんて充実した一日なんだろう!!!!」
と思わせてくれた根津美術館訪問については、次回。