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[ことこと書日記 vol.18]田辺聖子「むかし・あけぼの」より

ことことと、日々を煮込むように。 9月6日満月、寧月のことこと書日記第18回をお届けします。 昨年、書塾を立ち上げ、 最初に子どもたちと取り組んだ課題「枕草子」。 子どもたちは清少納言の言葉を感じ取り、色鮮やかなアートワークを見せてくれまし...
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[ことこと書日記 vol.14]尾形真理子「恋は奇跡 愛は意思」

ことことと、日々を煮込むように。 7月9日満月、寧月のことこと書日記第14回をお届けします。 本屋さんが好きです。 ぼーっと本屋さんの中を歩いて、ふっと一目惚れするような、 本との出会いが好きです。 この春、私がそんなふうにして出会った本の...
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[ことこと書日記 vol.13]寺山修司「青女論」より

ことことと、日々を煮込むように。 6月23日新月、寧月のことこと書日記第13回をお届けします。 これは、20歳くらいに読んだ本、 寺山修司さんの「青女論」の言葉なんです。 その当時、 私は自由が丘のウェンディーズでよく読書をしていましたが、...
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[ことこと書日記 vol.12]絵本「おかえし」より

ことことと、日々を煮込むように。 6月9日満月、寧月のことこと書日記第12回をお届けします。 今回は、私の大好きな大好きな絵本を紹介します。 私はけっこう絵本好きです。 学生時代から読み聞かせボランティアをしてしまったり、 好きな絵本を買い...
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[ことこと書日記 vol.09]江國香織「抱擁、あるいはライスには塩を」より

ことことと、日々を煮込むように。 4月26日新月、寧月のことこと書日記第9回をお届けします。 数年前、久しぶりに江國さんの小説を読みました。 「抱擁、あるいはライスには塩を」。 タイトルを見ただけで、脱力した幸福を感じて、 ふふっと笑ってし...
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[ことこと書日記 vol.07]森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」より

ことことと、日々を煮込むように。 3月28日新月、寧月のことこと書日記第7回をお届けします。 なにか楽しい恋愛小説はないかな〜とふらふらして、 タイトルのリズム感に惹かれて読んでみた。 森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」。 いやはや、楽...
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[ことこと書日記 vol.03]吉川英治「宮本武蔵」より

ことことと、日々を煮込むように。 1月28日新月、寧月のことこと書日記第3回をお届けします。 今回の題材は、吉川英治氏による長編小説「宮本武蔵」。 書道の道を歩み始めた人間として、常に頭の片隅に置かれている課題、 「道」とは何か? それが知...
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「草枕」と私。

夏目漱石の「草枕」を読みました。 この「旅寝」を意味する言葉「草枕」に魅かれ、 昨年、「草枕」の書を製作した私ながら、 漱石の小説に「草枕」のあることになぜか結びつかずにおり、 先日、ふと思い出してこの本をとりだしました。 山路を登りながら...
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淋派に学ぶデザイン〜燕子花図と藤花図〜

さて、明治通りから表参道を抜けて根津美術館にようやく辿りついた私。 今回の目的は「燕子花(かきつばた)図と藤花図」でした。 副題に「光琳、応挙 美を競う」とあるとおり、この展示会のメインは、 尾形光琳の「燕子花図」と円山応挙の「藤花図」。 ...
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根津美術館へ向かう途中、思いたってクレヨンハウス。

昨日の私の話です。 初夏らしいぽかぽかした午前中、 いつもお世話になっている渋谷の掛軸屋さんで打ち合わせのあと、 根津美術館で開催中の「燕子花図と藤花図」を見るべく、表参道散歩に繰り出しました。 もともと散歩大好きな私ですが、 子どもを産ん...