[ことこと書日記 vol.13]寺山修司「青女論」より

ことことと、日々を煮込むように。
6月23日新月、寧月のことこと書日記第13回をお届けします。

寧月書「青女論」より

これは、20歳くらいに読んだ本、
寺山修司さんの「青女論」の言葉なんです。

その当時、
私は自由が丘のウェンディーズでよく読書をしていましたが、
この言葉に出会ったとき、
「そうか!じゃあ私は幸せなんだ!」と、
感動して、幸せいっぱいになりました。

「私は幸福なんだろうか?」
とか思っちゃうと、人と比べちゃうし、
幸福ってなんだろうとか悩んじゃうけど。

幸福を探しているかどうかが幸福の定義だってことにしちゃえば、
幸福が、状態の話じゃなくてベクトルの話だったら、
私は幸福向きベクトルで生きてるから幸福だ!って、
だれでも一生、幸福でいられちゃう。

私は今、幸せです。

色々と足りないものはあるし、
未来を考えれば不安もいっぱいあるけれど、

とりあえず、
かわいい子どもたちがいて、
笑い合える友だちがいて、
毎日安心して暮らせる生活があって、
私は幸せを探して生きているから。

「青女論」の他の話は何も覚えていないけれど、
今、読んだら賛成も反対も色々ありそうね。

 

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