2014年４月。
米、ニューヨークで開かれた歴史あるアートフェア、Art Expo NY 2014が開催されました。
そしてその中で、世界各国から集まったギャラリーのひとつ、東京・北井企画様のブースにおいて、寧月の小作品を展示していただきました。
北井企画様は長年、墨を使った日本のアーティストを中心に、このアートフェアに参加をされてきていらっしゃり、昨年、若手のアーティストを捜している中で、私のことを見つけて声をかけてくださりました。このような大きなアートフェアに参加できるとはまだ思ってもいなかったので、本当にありがたく思いました。
アーティストの集う街、NY。できれば自分の足で会場に訪れ、その空気、熱気を肌で感じてきたかったのですが、幼い子どもを育てている最中、今回は子どもたちのことを優先し、作品は北井企画様にお任せすることにしました。後々、いただいた写真を見るだけでも、会場の広さ、混み合った会場の雰囲気が感じられてなんだか興奮してしまいます。行きたかったなぁ・・・。
同じ北井企画様のブースにもたくさんの作家さんの作品が並び、私の作品はその中の小さなひとつ。
※他の作家さんの作品は著作権の都合から、ぼかしを入れさせて頂きました。
今回、展示させて頂いたのは「巡季（Seasons Go By）」という作品です。季節はめぐりゆく。すべてのものはうつり変わる。そんな思いを書にした作品です。
昨日、我が家に「巡季」が帰ってきました。今回は販売には至りませんでしたが、「とってもきれい！」と足を止めて眺めて行ってくださった方もいらっしゃったそうです。ひとりで、遠くにNYの地に旅だち、私に代わって頑張ってきてくれた大切な作品。しばらく、私の仕事部屋に飾って、眺め、感謝することにしました。
アートフェアというものがどんなものか、NYがどんなところなのか、よくわからない。そんな中での挑戦だったArt Expo NY 2014。寧月がどんなアートを目指していくのか、そのヒントを与えてくれたような気がします。たくさんの人に、少しでも、少しずつ、見てもらうこと。これからも、地道に活動を続けていきたいと思います。
応援してくださったたくさんの方々、ありがとうございました！
