【書道と教育⑩】使える書道を身につけよう!〜年賀状デザインレッスン〜 2



10月。書塾花紅では、年賀状に使う筆文字をデザインしてみよう!ということで、子どもも大人も酉年年賀状の文字を書いてみました。

書塾花紅も開始から半年たち、みなさん自分の課題をひたすら書くことに慣れてきた様子。子どもたちは毎月競書の課題「こめ作り」とか「気を配る」とかを書いたり、大人は百字文をやったり小筆で名前の練習をしたりと、書道教室らしいレッスンを続けてきたのですが、年末になって「年賀状の文字をアートっぽく書いてみたいです」という声も出てきて、「やろう!」ということになりました。

私のレッスンの基本方針は、「自分の生活に使える書道を身につけよう!」。書道は実用的であってはじめて日の目を見るというものではないかと思っています。使える書道を伝えていきたい私にとって、年賀状レッスンはとってもいい機会です。

書く文字をあれこれ考えてきてくれたみなさんでしたが、みなさま最終的にはやっぱり「酉」を書きたいというご希望で、それぞれの「酉」を書いていきました。

花紅受講生(大人の方々)のそれぞれの「酉」

花紅受講生(大人の方々)のそれぞれの「酉」

世代も幅広くなってきた大人レッスンの様子

世代も幅広くなってきた大人レッスンの様子

アート、デザインと言われてもまだ分からないととりあえず私の手本を真似してみる人(この過程も大事!)、隷書の「酉」を書いてみたいということで初めての隷書に取り組んでみる人、アート書道のコツも分かってきて私のアドバイスを受けずにどんどん書き出せるようになってきた人、などなど。でき上がった「酉」の文字も多様で、楽しい時間になりました!

 

子どもたちも、年賀状書いてみました。

私:「来年は何年?」

子どもたち:「とり!」

私:「とりってどういう字を書くの?」

子どもが書いてくれる:「鳥」

私:「だよねー、でもそれじゃないんだよねー」

というところから十二支の漢字を学んだり、「謹賀新年」や「賀正」といった年賀状特有の文字を書いてみたり。

年賀状の練習をする子どもたち

年賀状の練習をする子どもたち

そして最後は年賀状を自由に書いてみようとはじめてみると、いつもながら子どもたちはすごい発想力。子どもはみんな文字と絵の区別がないから、文字の中にどんどん絵が入ってきて、私は見ていて笑いが止まらない!こういう子どもたちの創作を見ている時間が私は大好きです。

子どもたちが書いた酉年年賀状

子どもたちが書いた酉年年賀状

年賀状デザインを終えて、希望者にはそれぞれ書いた文字をデータ化してお渡ししています。今はLINEなどのSNSで「ピっ」と画像が送れるので、データがあればLINE年賀状は簡単!やる気のある人は年賀状として印刷して使ってね、と話しています。

花紅の受講生には「使える書道」を身につけていってほしいな、と思っています。

 

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2 thoughts on “【書道と教育⑩】使える書道を身につけよう!〜年賀状デザインレッスン〜

  • Reply
    のんこば

    はじめまして。
    先生の指導方針にとっても共感を持ち、メールさせていただきました。子供が大好きで、子供に和の文化を伝えていきたい…
    私もいつかお教室ができたらと、師範の資格がとれるところを探している最中でした。
    書道には、いろいろな団体や、流派みたいのもあり、どこにいったらいいのか迷っています。
    よろしかったら、先生はどこの団体で師範の資格をとられたのか、また競書は何をお使いなのか、教えて頂けると嬉しいです。
    どうぞよろしくお願いします。

    • Reply
      Neigetsu Post author

      のんこばさん、

      こんにちは、メッセージありがとうございました。
      私ははじめ日本教育書道学会というところで師範をとりましたが、その後は個人で先生について習っています。今、書道教室では墨泉という競書を子どもたちの指導に使わせていただいています。
      指導方法については、私自身いつも悩みながら、私なりの考えでやっております。その場その場で、生徒さんひとりひとりの求めるものを感じとることが大事なのかなと思っています。共感していただけてとてもうれしく思いました。
      のんこばさんも子どもが大好きなんですね!ぜひ、少しずつでもがんばって歩んでくださいませ。

      寧月