書塾花紅 癸卯 書道作品展

書塾花紅、8年目の秋。ここに第7回書道作品展を開催いたします。
小・中学生34名、高校生〜70代の大人39名、総勢73名。

11月末に池上本門寺通り商店街「にれの木」で行われた作品展では、100名を超える生徒さん、ご家族の皆さまにお集まりいただき、お菓子を囲みながら楽しい時間を過ごすことができました。当日いただいたアンケートの結果やご意見もご紹介させていただきます。

今年もそれぞれの生き方が現れ出る楽しい作品展となりました。書塾生レポートとともにご覧くださいませ。

小・中学生の部

大人の部

アンケートより

にれの木で行われたアンケートの結果、今年の作品展で最も愛されたのは、

  • 第1位 小学6年 A.K.さん 臨書 米芾 研山銘
  • 第2位 裕子さん 身の回りの隷書
  • 第3位 紗智子さん 臨書 雁塔聖教序
  • 第4位 小学5年 S.T. 桜
  • 第5位 小学6年 Y.K. 臨書 行書千字文

という結果になりました!第1位A.K.さんの作品には小学生とは思えない臨書力の高さや、銀墨での飾り付けに感動したという声が集まりました。

その他、作品展全体の感想もご紹介させていただきます。

  • 書道展の形の違いを感じました(保護者)
  • 片方に小学生の子どもたちのきらきらと自由な作品が並び、もう片方に大人の方々の素晴らしい臨書作品などが並び、希望のあふれる空間になっていたと思います(保護者)
  • いつも一緒に練習していたお子さんたちの作品が並ぶのを見て、感動です(大人生徒)
  • みんなそれぞれ自分の書きたい作品を思うままに書いていて、個性ある作品がたくさんあった(小学生生徒)
  • アットホームは雰囲気が大好きです。いらっしゃる人があたたかいですね(無記名)
  • 大人の字は圧巻でやはり書はアートなんだ!!と思いました(保護者)
  • 年々迫力が増してきた作品展。いつか池上会館かどこかで展覧会開けたら…(大人生徒)
  • 紙の種類も作品の一部となっていて興味深かったです(保護者)
  • Each piece shows so much heart. They feel joyful, dedicated, or playful. It is clear the students try their best and even enjoy the experience. My true favorites are the children’s. They show spirit. I love spirit. (大人生徒)

寧月より

リアル作品展も2回目。今年は準備も慣れてきて楽チンだな〜とか思っていたら、なんと作品展当日に息子が発熱。生徒さんたちに準備をお任せする事態となりました。

今春には、日本女子大学の社会教育の講義にて書塾の役割についてお話をさせていただきましたが、書塾花紅は人と人との関わり合いの場として、次の時代に一つの提案をする場所になってきています。

書が成長するということは、人として成長すること。書き重ねることは自分を見つめることであり、たくさん書いたという自信が、人をやさしくしてくれます。そうでありたいと思っています。

さて、来春、書塾は寧月自宅へと場所を移します。また、あたらしい発見があるのでは。楽しみです。