[ことこと書日記 vol.28]西郷隆盛 座右の銘「敬天愛人」

ことことと、日々を煮込むように。
5月29日満月、寧月のことこと書日記第28回をお届けします。

この春は心がいっぱい過ぎて、
気づけば二回ほど満月を跳ばしてしまいました。

ことこと書日記は私にお金を運んでくれるものでもなく笑、
書くのを止めてしまってもよいかな、と思った頃でもありましたが、
先日、ふとお会いした方々が、私のこの日記を読んでくれていてくださって、
そして、「書き続けてください」とおっしゃってくださいました。
前回の「スマイルアゲイン」の記事を読んで、思わず涙が出そうになったと。

今日、満月。

先週、あるところで西郷隆盛氏の書を目にして、その言葉に心惹かれました。
「天を敬い、人を愛す」。

ああ、そうだ。と思いました。
この感覚を、日本人として思い出したい。

寧月書「敬天愛人」

人を愛すること。

西郷隆盛さんらしい、愛情溢れるこの座右の銘は、
あくまれでも目の前に存在する「人」に重きを置いているのでしょう。

天を敬うこと。

「天」という存在を、希薄すぎて軽率に扱いすぎてきたこの存在を、
私はこれから、思い出し、伝えてきたいと思っています。
人は「お天道さま」に見守られ、やがて「天命」を知って生きていくのです。

人を愛するために。

書道の道を歩むことは、「天」の存在を感じることにつながっているのです。

西郷隆盛さんの書の臨書として書いてみました。
半切作品を半紙に写すのはむずかしい作業でしたが、けっこう、気に入ってます。

 

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