子どもの保育園の帰り道に、見つけました、ツバメの巣。
商店街の、たぶんもう閉じてしまっただろう古いお店から、
シュ〜 と華麗に飛び去るツバメさんがいたので、
これはもしや、と自転車を止めて近づいてみると、
ありました、ありました!!
土色の小さな巣が、灯りの上に。
そして、ピィピィ ピィピィと 鳴く、
ちいさなあかちゃんが、1、2、3、4、5羽!
黄色の大きな口を開けて、競うように鳴きながら、
お母さんが帰ってくるのを待っていました。
ピィピィ ピィピィ。
そして、シュ〜っとお母さんが戻ってきて、
何やら子どもにあげたかと思うと、また、
シュ〜っと去っていってしまう。
一つずつしか餌は運べないから、こうして、
とりにいっては戻って、とりにいっては戻って、
ってやってるんでしょうね。
私は東京生まれの東京育ちなので、
ツバメの巣までは見たことがあっても、
こうして小さなヒナがごはんを食べる様子を
生で見るのははじめてでした。
娘も息子ももちろんはじめて。
娘は「かわいい〜!」と感動し、
「まだ見たいまだ見たい」とそこに居座ってしまいました。
最後には、「もうごはんだよ〜帰るよ〜」
と言わざるを得ませんでしたが。
子どもたちと暮らすようになって、
花や虫や鳥には気づきやすくなったな〜と思います。
子どもといっしょだからのゆるやかな時間を大切にしたいものです。
さて、ツバメさんの成長を見守っていこう。