【インテリアに書道アートを②】祈りの空間としてのアート


かつて、日本の家には「神棚」がありました。

高いところにあって、
小さいながら、神聖な雰囲気を醸し出し、
毎朝、そこに住む人々は家内安全を願って、祈る。

生活において、「祈り」は、大切であると思っています。
祈りが叶うかどうかは別にして、
祈ることで、誰かに見守られているような気がして、
祈る対象があるだけで心が安定するような、そんな気がします。

西欧化、モダン化した私たちの住居スペースにおいて、
神棚を設けることは、多くはありません。
今の、私たち世代の多くは、
自宅に祈るスペースを持ってはいないのではないでしょうか?

私は、そんなとして、
アートを飾ってもらえたら、と最近よく思っています。
特に、書道のアートは、その役割にマッチします。
自分の好きな漢字だったり、
子どもの名前だったりを、アートにして飾る。

それに対して、手を合わせて(合わせなくとも)、
自分の夢や、家族の健康を、ささやかに祈る。
そんなアートの使い方が、あってもいいんじゃないかな、
と思う、今日、この頃なのです。

 

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