「“和”のクリエイティビティと安心感」/素敵な子育てコレクションにて


14日(月・祝)、渋谷にて開催されたオトナノセナカ主催イベント、
「素敵な子育てコレクション〜子どもにまつわるモノ・コト・ヒト」
にて、ゲストスピーカーとして登壇させて頂きました。

寧月として活動を始めて、3年。
今回のように、自分の活動についてプレゼンの機会を頂くのははじめて。
オトナノセナカ代表の小竹めぐみさんから、ありがたいお話を頂いたものの、
子どもに向けて、子どもを育てる大人に向けて、
今の私から、どんなメッセージを発信したらいいのだろうかと、とても悩みました。

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実は、小竹さんには、以前、お会いしたときに、
「日本文化にはクリエイティビティを育てる土壌があるのでは?」という
私が永らく考え続けているテーマについてお話しさせて頂き、
強く、強く、共感してくださって(とても心強かった!)、
今回、ゲストスピーカーとして依頼してくださった経緯がありました。

だからこそ、小竹さんにも相談して、決めた今回のタイトルは、
「和のアートを通して、子どもたちの安心感を育てたい。」
他者の価値観と、自分の価値観を、ふたつ合わせて新しいものを生み出す力、を
「“和”のクリエイティビティ」と名付け、
その「“和”のクリエイティビティ」を育てるには、何よりも、
子どもの、そして、その子どもを育てる大人たちの、
“安心感” が大切であるという、私の思いを、ストレートに伝えさせて頂きました。

ひらかなだったり、
最近のマンションによく見られる和室を配置した洋室だったり、
日本は、歴史を振り返れば、いつも外からやってきた他者の文化を、
受け入れて、それを自分たちの生活にあうように、
適当にフィットさせて新しい何かを生み出してきたようなところがあると思います。

「和」は、「和える」であり、
「和」は、足し算の「和」。
自分も他人も大切にする共存の精神がそこにあるように思います。

そして、そんなふうに、
自分も他人も大切にする共存の精神を育てるには、
子どもの頃から、「安心感」を育てていくことが大切というのが、
私が考えてきたことです。
「和」は、「平和」の「和」でもあるのです。

公の場で、このことについて話をするのは始めて。
伝わりにくいのでは、と思って、
おっかなびっくりでしたが、
参加していた皆様から、「わかる!わかる!」と共感していただき、
大きな自信を得て、帰って参りました。すごく、すごく、うれしかった!

「“和”のクリエイティビティ」というコンセプトについて、
プロブロガーのイケダハヤト氏から、
「シンプルでとてもいい」というお言葉をいただけたことも、
大変ありがたく思いました。

世界中、きっといろんなクリエイティビティの形があって、
でもその中で、日本らしい「“和”のクリエイティビティ」というものが、
きっとあるのではないか、と思います。

この、日本の国のクリエイティビティの形を、自信をもって、
子どもたちに伝えていきたい、そんな風に思いました。
オトナノセナカのイベントは、対話をとても大切にしていて、
参加者もスピーカーもフラットに学び合えるのがとてもすばらしいと思いました。

素敵な出逢いにたくさん恵まれた一日でした。
参加者の皆様、無名の私を呼んでくださった小竹さん、
本当にありがとうございました!
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