“桜舞い散る”ー和紙を生かした書道インテリアアート

インテリア作品をひとつ、届けさせて頂きました。

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今回は、作品イメージが“おまかせ”だったこともあり、
これまでの枠を超えた、ちょっとした挑戦をさせていただきました。

それは、桜の花びらを、
アクリルパネル上に浮かせて、散らせる・・・というもの。
最初は、本物の桜の花びらをとってきて、乾燥させて、
という過程を考えていましたが、シーズンが少し過ぎてしまっており、断念。
桜に良く似た和紙(とってもきれい!)を買ってきて、
桜の花びらの形に切り抜き、ひとつひとつ製作しました。

2枚重ねたアクリルパネルの間にはさむことで、
桜の花びらが浮き、風に吹かれて舞い落ちるような雰囲気を出しています。
桜の木の下にたっているような気分になってもらえたらと思っています。

「幸」という文字のあらわすまま、
あたたかで、やわらかな印象を伝えたいと、背景の和紙を選んできました。
桜の花は、ピンクだけでもきれいだけれど、
春らしい明るい緑が合わさることで、より美しいと感じています。
そんな春の色彩を、ご自宅で味わって頂ければうれしいです。

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先日、横浜美術館で開かれていた横山大観展に足を運んできました。
巨匠の製作も、常に「挑戦」の過程であったことを、強く感じてきました。
書の書き方そのものも、常に磨いていきたいと思いますが、
書を引き立てる、装丁の技法や和紙の使い方も、
学び、常に挑戦を続けていきたいです。

東京は、秋が深まっています。
今度は、秋をテーマにした作品もつくりたいなぁ。

 

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