子どもと過ごす毎日。
幼稚園や保育園で出あう先生方から、よく、とってもすてきな言葉を教えてもらいます。
ある先生に教えてもらった言葉、「ハッピー・ドライブ」もそのひとつ。
“毎日、どんなことがあっても、
楽しく、ハッピーにすすんでいこう”
という意味(私の解釈ですが)のその言葉は、子どもたちが描いた、
車でドライブする自分の絵とともに子どもたちが過ごす部屋に飾られています。
この言葉はすでに娘のなかに生きているようで、娘は先日、「友だちとケンカした」と言いつつ、
「でも、私ハッピー・ドライブだから!」と笑い飛ばしていて、母としてとても感動しました。
大きくなれば、学校で、社会で、いろんなことを教えられるけれど、
生き方の大切なところは、幼児期に、保育園や幼稚園で教えられることも多いのだと思います。
その大事な時期に、すてきな先生に出会えたこと、母子ともに、感謝です。
さて、話を飛躍させてしまいますが、
書道そのものが「ハッピー・ドライブ」だなと思い、ブログに書くことにしました。
書道は、“経過の記録”です。油絵のように塗り足すことができないために、
一瞬一瞬の経過が、線として、結果として残されていきます。
そんな経過を大切にする書道は、あくまで「経過良くして、結果良し」の世界。
つまり、「ハッピー・ドライブなくしてハッピー・エンドなし」の芸術なのです。
今年は少し時間を作って書を学びたいと思っている、春。
子どもと過ごす時間を愛し、毎日を「ハッピー・ドライブ」で過ごしていきたいと思います。