うれしい、うれしい、うれしすぎるニュース。
3月に行なった個展「百字文-Life is beautiful-」(すでに懐かしくなってしまいましたねー)。その際、Beyond Calligraphyにて百字文が紹介されたことにより、海外の書道ファンの方々からたくさんのメッセージをいただきました。
イスラエルのテル・アビブにあるJapanese Art Centerで書道を教えているTirza Paytan Selaさんもその一人。Tirzaさんは百字文をとっても気に入ってくださり、Beyond Calligraphyの記事を見るなり私に連絡をくれました。「百字文は生徒に漢字や書道を教えるのみならず、東洋の思想を伝えるにとてもいい!」と話してくださったTirzaさん。彼女は毎年、数十人の生徒を連れて日本を訪れて書や日本の文化を学んでいらっしゃるのですが、今年春に京都にいらっしゃった際には、百字文のテキスト数十部をイスラエルに持ち帰ってくださっていたのでした。
そして、、、
先月、私のもとに、うれしーいお写真が届きました!6月にTirzaさんが開いてくださった、イスラエルでの百字文ワークショップの様子です。見て見て〜!
「百字文は楽観的で内容もすばらしい!」と、Tirzaさんがおっしゃってくださり、「ああ、がんばって百字文つくってよかった〜、思いきって発表してよかった!」と心底安堵し、感動し、感謝する私です。実は、創作段階から、百字文は海外の人が漢字や日本の文化を学ぶ1st stepとしてもピッタリなんじゃないかな、と思ってもいたので、なんだかそれが実証されたような思いがするのです。百字文の力を感じると同時に、もっと百字文テキストづくりに力を入れていかねば!と焦りもします。
イスラエルという遠い地。私には、イスラエルの人々の思想を理解することなんて到底できない、と思ってしまうけれど、イスラエルの人たちは、アジアに、日本にこうして興味をもって、百字文を書き、その思想に共感してくださっている。「ぜひイスラエルに来て、書道を教えてください!」とのありがたいTirzaさんの言葉を受けて、いつかイスラエルという土地に行くことができたらと、これまで思いもしていなかった夢を抱きはじめました。
百字文が流れ着く場所に、私もいつか旅していけたなら。
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